この記事では、プログラミング言語の初心者を主な対象者とし、プログラミングコードの改善ポイントを紹介するよ。
皆さんのご活躍される職場で、自分が得意としないプログラミング言語を学ばなければならないことになる場面が想定できます。(もうすでにご経験されている可能性もあるかもしれませんが。)
そのため、各プログラミング言語ごとに改善ポイントを覚えるのではなく、どの言語でも同じ概念でプログラムが書けるようになる方がいいですよね。
ここではプログラミング作法として、どのようなプログラムコードの書き方をすれば、効率よく安全かどうかを考えながら、まとめたいと思います。
時代によってプログラミングの書き方も変化していますので、少しずつコンテンツを増やしていきたいと思っております。
もくじ
対象者
- 初心者を含めた全プログラミング学習向け
- コードの書き方を振り返りたい方
- 忘れやすい作者も。。
ファイル読み書き(入出力)
with構文を使うべし!
対象言語: Python C#
- open(), close()関数は、ファイルポートを開閉し、与えられた情報をファイルに読み書きする機能をもつ。作業終了時に、ファイルポートの閉め忘れが原因でバグになる可能性がある。with構文を使えば、open()だけを使って情報の読み書きができ、with構文が終わるタイミングで自動的にファイルポートが解放される。このように、文法の機能を使って、バグ混入を防ぐ方がよい。
命名ルール
関数名
対象言語: すべて
- 関数は、何かに影響を及ぼすことから、動詞 + 目的語のような英語を書くように関数名を決めた方がよい。例えば、りんごを持つという関数であれば、have_an_apple()。オブジェクトが人だと、I.have_an_apple()と関数の内容がわかりやすくなる。
基本的に関数名が長くなってもOK。