ESP32を購入した方で、これから電子工作をはじめたいと思っている方を対象にLEDテープを使った電子工作例を紹介します。
今回使用するLEDは、フルカラーRGB(マイコン内臓)LEDを数珠つなぎにしたLEDテープになります。
単体LED(WS2812B)を購入していただき、お持ちの電線で結線してもらっても構いません。
もしご興味がある方は、一番最後に商品のリンクを貼っておきますのでご参照ください。
もくじ
シリアルLEDテープのスペック
まずは、LEDテープのスペックからご紹介します。
- 駆動電圧 5V
- 消費電流 約55mA / 1 LED
- RGB256色
- PWM制御
- 3端子( 5V / SIG / GND )
注意してほしいのは、2点です。
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- 消費電力
ひとつのLEDに対して55mAが必要になります。ご購入されたLEDテープの長さによりUSBとは別の電源から5Vを取らないとダメな可能性があります。 USBからの電流供給は、500mA〜900mAだと思いますので、10個あたりまでは発光できると思いますが、それ以上の場合は別電源を検討する必要があります。
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- 半田づけ時の熱
電線をLEDテープ末端に取り付ける際にハンダに熱を与えすぎるとLEDが壊れます。各LEDにはマイコンが内臓されているため注意です。
LED作動させるためには
LEDを動作させるためは、ESP32から何をしなければならないか? ですが、下記をご覧ください。
上記は、1ビットを0(ゼロ)か1(イチ)にどうやって表現するを示しています。
コンピュータは、プログラマーから0か1の配列の情報を受け取り、それに基づいて作動しますので、上記のパターンを物凄い速さでLEDに送るわけです。
例えば、赤だと、1111 1111 0000 0000 0000 0000を決められたパターンで送ると、一つのLEDが赤く光ります。
また要求通り、何もしなければ、無灯になります。
プログラミング教材
すでに、LEDを光らせるための仕組みは理解出来たいと思いますので、自分で一からコードを作ることはできると思います。
しかし、そこまでプログラミングが得意でない方や初心者の方は、下記のライブラリーをダウンロードしていただければ、LEDを発光させる事ができます。
( Arduino IDEで使えるライブラリーです。)
Adafruit NeoPixel Library
もしどうしても動かすことができない場合は、私のNoteにてサンプルプログラムを販売(めっちゃ安い)しています。
上記みたいな優れたライブラリーではないのでLEDを光らせたいという方がいましたら、下記を参照ください。
ESP32を使ってLEDテープを光らせる
まとめ
- LEDテープのスペックを紹介しました。
- LEDを発光させるパターンの説明をしました。
- Arduino ライブラリーを紹介しました。
おまけ
LEDテープ
LEDテープを使ったESP32電子工作に必要な部品を下記で紹介しています。